臨床実習における状態 : 特性不安とレジリエンスとの関連
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概要
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本研究では言語聴覚士養成校に在籍する学生の実習期間中における不安の継時的変化を捉えると共に,不安から立ち直る力の個人差についてSTAI及びレジリエンス尺度を用い検討を行った.対象は言語聴覚士養成校に在籍する学生39名であった.その結果,1.状況不安の実習前後での変化が認められた.2.実習後の状況不安には低減がみられたが,レジリエンスの高い者と低い者では,その低減に差が認められた.すなわち,レジリエンスの高い者ほど,実習後の状態不安は低減する傾向が認められた.これらのことから,実習後の学内活動に取り組む上でも,レジリエンスの低い者のサポートが重要となることが示唆された.
- 2008-03-31
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