モバイル環境におけるWeb検索結果の柔軟な表示法(セッション5:携帯,モバイル)

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概要

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多くの場合サーチエンジンは検索結果としてURLのほかに3行程度のテキスト(以下スニペット)と呼ぶ)を返してくることが多い。必要とする情報が簡単なデータの場合、ユーザはこれらの情報をスニペットを読むだけで得られることも多い。モバイル環境ではWebページを閲覧するのに長い時間が掛かるので、そのような環境ではこのことは非常に重要である。しかしながら、キーワードがお互いに離れて出現する場合にはスニペットは短いいくつかのテキストの集合となるので、ユーザは必要な情報をスニペットから得られないことも多い。そのような場合、サーチエンジンは必ずしも3行のスニペットを返すべきではなく、必要に応じて3行より長いスニペットを返すべきである。検索結果のこの柔軟な表現方法は、モバイル環境においてユーザが検索結果を順次閲覧することなく必要な情報を得ることを可能にすることがある。
2008-01-24

著者

目木信太郎
岡山県立大学情報工学部

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