ユーザが接触することで生成される実空間光信号の研究(ユーザインタフェースとインタラクティブシステム,<特集>情報洪水時代のネットワークサービス)
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概要
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本稿では,ユーザが空中の光信号に接触することで,受信する信号を選択するデータ転送システムを作成した.実世界環境でユーザがある特定のデバイスとデータ交換を行いたい場合,目標のデバイスに近づくことで対象を決定する方法がとられることがある.この方法は,ユーザが目標のデバイスをアドレスなどを指定することなしに特定することを可能にしているが,インタラクションの自由度を狭めるという制限もある.本研究では,このような制限を緩和するために,ユーザが空中の複数の光信号のうちの1つに接触することで,受信する信号が決定されるデータ転送システムを提案し,実装した.このシステムでは光信号を使用することで,遠距離にあるデバイスからの高速な光信号を選択的に受信することが可能である.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-02-15
著者
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