言語記号の恣意性
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概要
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一般にはオノマトペや音象徴を取り入れているとみなせる語の数はそれほど多いとは考えられておらず,それらによる言語記号の恣意性に対する反論はこれまでもっぱら散発的なままに終ってきた。しかし,実際はそれらの数は日常言語においては相当な割合を占めており,言語記号の恣意性を脅かすことにもなってくる。ところが,オノマトペの音的類似や音象徴は心理学の対象となるもので,言語とは直接関係のない実質レベルでの現象なのである。言語記号は本質的に恣意的である。
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