ピア・サポーター養成プログラムに関する一考察(II)
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概要
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イギリスの小学校で,いじめ問題を無くそうとしてるめられたのが,仲間同士の支え合い,すなわちピア・サポート活動である。名称はピア・カウンセリングであったり,ピア・ヘルピングであったりと,未だ定まってはいないが,今や諸外国でこの活動が教育の中に取り入れられ,その効果も既に立証されている。日本においても数年前に,ある中学校に取り入れられ,現在盛んに教育者の間で学習され活用され始められている。筆者は大学生の健康問題に取り組むうちに,大学生同士が,正しい知識を持ち,お互いに支え合うことの大切さを実感した。カナダでの研修を元に,今年度より本学の学生に,ピア・サポーター養成プログラムの実践を開始した。開始後4ヶ月間の成果については,既に報告済みである。今回は,その後の実践の成果とそれに対する考察をまとめ,今後の活動の基礎とするものである。今回のプログラムの中心テーマは,「ピア・サポーターの自己効力アップトレーニング」と,「健康生活についての学習会下である。
- 北翔大学の論文
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