効果的な思春期健康教育プログラムII
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概要
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筆者らは本学特別研究費をいただき, アメリカミネソタ大学で行われている飲酒予防教育プログラム (以下 Project Northland とする)^<1)>の実際を見学させていただいた。本論はそのプログラムを参考に日本における健康教育プログラム, 中でも特に思春期にある若者の健康に影響が大きいと思われる性と喫煙について考察するものである。健康教育は学校教育が中心となり展開されているが, 効果的で実践可能なものにするためには, 地域や家庭の連携が必要である。Project Northland プログラムは地域と学校と家庭の連携が具体的な行動レベルにまで高められているところが非常に参考になるところであり, それを基に日本の現状を分析し, 今後の日本における健康教育プログラム内容を検討するものである。
- 北翔大学の論文
- 2005-03-20
著者
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中出 佳操
北海道浅井学園大学人間福祉学部・北方圏生活福祉研究所
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中出 佳操
北海道浅井学園大学
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フランク ジェラルド
北海道浅井学園大学人間福祉学部福祉心理学科
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フランク ジェラルド
北翔大学人間福祉学部
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