消費行動の比較と異文化理解 : 日本と韓国の大学生を中心に
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿は,消費行動に反映されている文化的側面を把握することによって,異文化理解を促進することを狙いとしている。消費行動には文化的な側面が大いに反映されていると考えられるからである。そこで,日本と韓国の大学生を対象に,両国において同時期に質問票調査を実施した。調査結果の日韓比較においては,一国内の男女間の差と日韓の差を明確に区別すべく,男女の間で有意差が認められる項目については,日韓比較の際にも男女を分けて分析している。その結果,高いインターネット依存度が消費行動を変えつつある韓国の現状や,日本の消費者のモノに対するこだわり,日本的特徴としての行列,儒教的影響の残る韓国のギフト意識,日韓のギフト意識の微妙なずれ,そして商品選択時に周囲の目を強く意識する韓国の消費行動などを確認することができた。
- 京都学園大学の論文
著者
関連論文
- ナショナル・カルチャーと予算管理
- 予算管理研究の回顧と展望 (管理会計研究の回顧と展望)
- 消費行動の比較と異文化理解 : 日本と韓国の大学生を中心に
- 予算動機と日本的予算管理
- 予算管理研究に関する一考察
- 目標としての予算に関する実態調査:日本企業4社の比較ケース・スタディ
- 保険企業のマネジメント・システムに関する一考察
- 慶州の富豪崔家における経営理念とその現代的意義
- 日系イギリス子会社のマネジメント・コントロール
- 日系オーストラリア子会社のマネジメント・コントロール
- 外資系企業におけるマネジメント・コントロール
- 環境コスト・マネジメントに関する一考察
- グローバル情報システムとマネジメント・コントロール
- 海外子会社におけるマネジメント・コントロール
- グローバル企業の戦略、組織、コントロール・システム
- 業績評価スタイルとマネジャーの認知,行動,成果との関係 : RAPM研究の現状と課題
- グローバル組織のマネジメント・コントロール : 外資系企業の視点から