新漢語と薬名 : 台湾における医学用語の一環として
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The medical terms have marked themselves out in the whole campaign among the exchanges between Chinese and Japanese words and phrases, partly because that long since the traditional Chinese medicine set its foot in the Japanese soil, the related terms had come along then. On the other hand, a neo-Chinese campaign inclusive of medical terms was launched in Japan on a large scale in early modern age when Chinese words also found their way to spread to Japan. Under such an environmental background, Taiwan has been the key plate form because that the presence of the Japanese neo-Chinese words started with the medical terms. And, much of the Japanese neo-Chinese mixed with Chinese words directly links to the medical care development devoted by the Japanese when they colonized Taiwan. Wang (2005-2006) delivered a series of researches on medical terms related to their organs, to the names the public health and the surgery currently used in Taiwan. All these medical terms closely connect to the neo-Chinese created in Japan. In addition, among the medical terms the medicine names are a part which cannot be ignored. So far, only medicine names that carry a qutation mark Opium"Vitamin in the dictionary are illustrated specifically. There is still room waiting to be filled by specific researches on an overvier of terms related to the medicine, the medicine names created in the neo-Chinese, or the Chinese medicine name with Japanese origination. On this account, this study elaborated on the medicine names. Based on the connection between Chinese and Japanese, the following points are discussed: 1. Overview on words and phrases related to medicine. 2. Names of the Chinese medicine. 3. Names of the western medicine. 4. The positon of the medicine names among the medical terms. Moreover, further probe to why there are hardly new Chinese words found in the medicine names are carried out.
著者
-
岸江 信介
Faculty Of Integrated Arts And Science The University Of Tokushima
-
岸江 信介
徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部
-
岸江 信介
大阪市立西第二商業高等学校
-
岸江 信介
宮崎国際大学
-
仙波 光明
徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部
-
岸江 信介
徳島大学大学院
-
王 敏東
台湾銘傳大学応用日本語学科
関連論文
- 学際的分野における学士課程構築を視野に入れた授業評価アンケートとその活用
- 方言イントネーションの記述について(口頭発表・午後の部,日本語学会2008年度秋季大会研究発表会発表要旨)
- 2009年度日本語力テスト実施報告
- 文章・談話 : 研究方法から見た可能性(分科会A,日本語学会2006年度春季大会シンポジウム報告)
- 徳島県那賀郡相生町方言の立ち上げ詞
- 吉野川流域における方言の動態(1)
- 四国諸方言における原因・理由を表す接続助詞の動向
- 注意喚起時における言語行動の地域差と場面差--テキストマイニングによる分析を中心に (特集 対話の方言学--コミュニケーションの地域性)
- 出雲方言における中舌母音の音響的特性について
- 2010年上海における言語景観について
- 声の言語地図 (特集 いま言語地図を考える)
- 徳島県諸方言アクセントについて
- 吉野川流域における方言の動態(2)
- 四国諸方言における入りわたり鼻音について--徳島方言を中心に (特集 四国諸方言の音声)
- 高知方言における四つ仮名体系の動態
- 近畿周辺圏にみられる方言の打消表現 (特集 方言の文法)
- 日本語の中の「九州方言」・世界の言語の中の「九州方言」(7)ことばの道--九州のグロットグラム
- 関西中央部方言の中の敬語 (敬語--理論と実践) -- (第3章 方言の敬語)
- 大阪方言談話資料の分析 : 文法とアクセント
- 「せこい」考 : 徳島方言を中心に
- 大阪府泉南方言の分布と動態 : 『大阪府言語地図』と『大阪市〜和歌山市間方言グロットグラム』を通して
- 京阪方言の五段動詞単純打消と可能打消の比較
- 宮崎県方言の境界線を追って
- 京阪方言における親愛表現構造の枠組み
- 大阪府南部に見られる方言の推移
- 大阪府におけるハルとヨルの分布と動態
- 宮崎方言の動向--方言の世代差と方言意識
- 京都・大阪のことばの交渉--京都・大阪間における方言の動向についての調査研究
- 大阪方言話者における「読み」の文アクセント傾向
- 「昭和」における大阪市方言の動態
- 地域言語・方言(2008年・2009年における日本語学界の展望)
- 山口幸洋著, 『日本語東京アクセントの成立』, 2003年9月20日発行, 港の人刊, A5判, 485ページ, 本体価格12,000円
- 日本語運用能力の向上をめざして : 日本語力テストの実施
- 韓国の国立大学における教養科目の日本語教科書語彙分析
- 新漢語と薬名 : 台湾における医学用語の一環として
- 移住による言語変容(1) : 鳥取県香取地区
- 大阪弁の中の多様性--大阪弁の地域差と世代差をめぐって (特集 大阪弁はなぜ元気か)
- 「声の言語地図」ネットワーク構想(デモンストレーション)(国語学会2002年度秋季大会研究発表会発表要旨)
- 地域言語・言語生活 (国語教育のための日本語研究) -- (第1章 日本語研究から国語教育へ)
- 四国地方のお正月のことば (特集 冬のことば)
- エクセルとファイルメーカープロを利用した言語地図の作製 : 『徳島県言語地図』作製を例として
- 「大坂語」とは何か (特集 「大坂語」論 その魅力と影響力)
- 「ライフライン(lifeline)」という言葉 : 専門用語である外来語の受け入れと広がり方
- 沖縄から大阪への移住者の言語使用意識
- 「気」が句頭に位置する慣用句について : 慣用句教材を編纂する手がかりとしての一考察
- 漢語母語圏における日本語関係の書籍の交流--台湾←→中国大陸・香港を中心に
- 2010年度日本語力テスト実施報告
- 台湾の大学生の日本に対する意識調査--銘伝管理学院の場合
- 新聞に見られる「カルチャーショック」
- シャンハイの日本人居住地における言語景観
- 地域言語のデータ処理の批判的検討と新展開 (日本語学会2011年度春季大会ワークショップ発表要旨)
- 学会誌の「要旨」の考察 : 日本と台湾における日本語学/日本語教育の論文の場合
- 台湾人日本語学習者の作文に見られる格助詞の誤用について--初・中級学習者における追跡調査
- 日中両国における広告のキャッチフレーズについて : 女性誌と男性誌の広告を中心に
- 台湾の医学に影響を与えた日本人 : 耳鼻咽喉科の場合
- 台湾人中級日本語学習者の作文に見られる誤用について
- 日本語能力試験における「読解」テキストの分析--「文型」及び「文章」を中心に
- 日本語能力試験における1、2級「読解」テキストの分析--「文字・表記」及び「語彙」を中心に
- 日本語能力試験における3、4級 「読解」テキストの分析--「文字・表記」及び 「語彙」を中心に
- 就職市場における日本語能力の位置付け--台湾の場合
- 台湾の日本語学科における「翻訳」関係の科目について
- 台湾における科学技術日本語教育について
- 幼児に対しての日本語教育--台北市内の幼稚園を対象に
- 台湾における「観光日本語」関係の教材について
- 台湾におけるビジネス日本語関係の教材について
- 台北市内における日本語補習教育について
- 徳島県三好郡山城谷アクセントの動向 : 二拍名詞を中心に
- 資料紹介『阿波希ん奴』
- 「おびえる」から「おぶける」へ
- 後藤隆徳著『ことばと人権』
- 徳島市における三拍動詞アクセントの変化の実態
- 日本における方言研究の動向と展望
- 東日本巨大地震が留学生に与えた影響 : インタビューを通して
- 依頼に対する断り表現について
- 四国諸方言における入りわたり鼻音について : 徳島方言を中心に(四国諸方言の音声)
- 声の言語地図(音声データの保存・公開)
- 関西中央部における「ヤンカ」と「ヤン」の動態と分布について
- ディベ-ト指導法:日本語表現の指導内容
- 日本語力の向上を目指して
- 中国青島市黄島地区におけるショッピングセンターの言語景観
- 地域言語のデータ処理の批判的検討と新展開(日本語学会2011年度春季大会ワークショップ発表要旨)
- 慶北方言の知覚方言学に関する研究
- 東日本巨大地震が留学生に与えた影響 : 地震1年後のインタビューを通して
- 台湾の日本語学科の大学院生の日本語とのかかわりについての訪問調査 : 進学前から卒業後まで
- 中国青島市における観光スポットの言語景観について
- 中国青島市における交通機関の言語景観についての一考査
- 京阪式アクセントにおける2拍名詞の類の統合状況と低起無核型の消失傾向 : 大阪・奈良・三重・徳島方言を中心に(京阪式アクセントと京阪系アクセント)