小笠原諸島南島における観光利用状況及び観光利用ルールの効果に関する研究
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概要
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東京都版エコツーリズム導入の効果、ガイドの引率人数と観光客の行動との関係を明らかにすることを目的に、観光利用状況及び行動の観察を行った。東京都版エコツーリズムの実施によって、「1日当たりの上陸人数100人制限」のルールを遵守する明確な変化が認められた。また、「ガイド1人当たりの観光客人数15人制限のルール」の遵守状況も遵守する明確な変化が認められた。また、観光客への指導状況、ガイドの誘導状況、ガイドの解説状況において、ガイドの行動改善が図れたことが明らかになった。ガイドと観光客の自然観察路歩行状況とガイドの誘導状況は、ガイド1人当たりが連れている客数に強く影響を受けることが示唆された。
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