有限要素法とDirect rate feedbackによる音場のアクティブダンピング制御
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概要
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本論文は,有限要素法による音場のモデル化と,Direct rate feedbackを組み合わせたアクティブダンピング制御の手法を提案したものである。Direct rate feedbackにおけるフィードバックゲイン行列は,Dual Levin-Athansアルゴリズムによって求め,そこで用いられる評価関数を音場内の全音響エネルギーと結び付ける定式化を行う。計算機シミュレーションによって,提案した制御手法はマイクロホン-アンプースピーカ系という比較的単純なハードウェア構成にも関わらず,未知の騒音源によって励振される任意境界条件の音場において,共鳴周波数付近の音響エネルギーを抑圧できることを示す。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 2007-11-01
著者
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