看護学生のカンファレンス演習での学び : 演習のふりかえりの記録の分析
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概要
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A短期大学では2年次に成人看護学の授業の中で、カンファレンス演習を行っている。カンファレンスに関する文献を概観したところ、カンファレンスを演習として取り扱った文献は見あたらず、カンファレンス演習での学生の学びについて調査した。演習終了後に記入してもらっているふりかえり用紙を用いてデータ収集を行った。研究への同意が得られた74人分のふりかえりをデータとした。「カンファレンスについて学生が何を学んだのか」をリサーチクエスチョン演習での学生の学びについて調査した。演習終了後に記入してもらっているふりかえり用紙を用いてデータ収集を行った。研究への同意が得られた74人分のふりかえりをデータとした。「カンファレンスについて学生が何を学んだのか」を研究の問いとし内容に基づき分類した。その後カテゴリー化した。結果、【カンファレンスの効果を演習により体得】、【テーマに則した進行のための役割・能力】など10の学びが確認され、カンファレンス演習は(1)カンファレンス技能習得のきっかけとなる。(2)実習カンファレンスのシミュレーションとして効果が期待できる。(3)カンファレンスに参加する姿勢と態度を知ることができる。(4)参加メンバーの意見が新たな気づきと自己の成長のきっかけとなりうる。以上4つの示唆が得られた。
- 日本赤十字秋田短期大学の論文
著者
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