Tradable quotaの市場均衡価格について : 売買可能な漁獲割当証の場合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
漁業における「売買可能な割当証」制度が有する効果を,簡単なモデルによって理論的に検討する。モデルには,資源ストック量が毎年ランダムに大きく変動するという漁業の特徴が取り入れられている。ストック変動に応じて政府が割当証供給量を変動させるとき,各漁業者の合理的行動選択のもとで,割当証市場で形成される均衡価格がどのように変動するかを表す式が導出される。またその式に経済的な解釈が与えられる。このモデルと価格式を利用・拡張すると,異なる制度の優劣をさまざまな面から比較検討できる。
- 帯広畜産大学の論文
- 1999-06-30
著者
関連論文
- Tradable quotaの市場均衡価格について : 売買可能な漁獲割当証の場合
- Fujimaki et al. "Breeding biology of the Stonechat in southeastern Hokkaido, Japan"に関する一考察III : 可変育雛期間のモデル
- Fujimaki et al. "Breeding biology of the Stonechat in southeastern Hokkaido, Japan"に関する一考察II : 育雛期間のモデルと統合
- Fujimaki et al."Breeding biology of the Stonechat in southeastern Hokkaido, Japan"に関する一考察I : ふ化率決定要因のモデル