介護強化型病院に勤務する看護系職員にとっての研究活動の意味
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概要
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本研究の目的は、臨床看護系職員にとっての院内研究の意味について明らかにすることである。研究方法は、介護強化型病院の看護部に所属する臨床看護系職員を対象に、無記名による記述式アンケート調査を実施し、収集したデータを単独で理解することが可能な最小の単位で言葉や文章を取り出し、何らかの共通の意味をもつものどうしをカテゴリーとして集めていった。その結果、5つのカテゴリーが導き出された。これらを統合した結果、テーマを表すカテゴリーとして統合されたのは「院内研究は仕事だ」というものであった。このカテゴリーを核として、『通常業務と院内研究との関係』と『院内研究は仕事だという思いの構造』の2つの側面から、看護職にとっての院内看護研究の意味を明らかにした。
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