「非言語表現」における学生の意識と態度
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概要
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大学教育における授業の学生による評価の方法、あるいはその是非について、さまざまな議論がなされている。筆者らの所属する東海大学においても、全学的な取り組みとして学生による授業評価が展開されており、すでに試行段階から実際的な活用の段階に進もうとしている。こうした状況を踏まえて、筆者らは近藤の担当する演習科目である「非言語表現」における、学生の意識と態度を調査し、同時に並行して行っている、東海大学の全学共通様式による授業評価とあわせて分析検討した。結果的に受講者数が40名を越えており、演習科目としては多人数であるにもかかわらず、学生の授業への参加度は高く、授業に対する評価も高かった。小グループによる活動を取り入れたり、学生と教員の双方向のコミュニケーションの技法を工夫することなどによって、学生の授業への意識と態度をより積極的なものに成しえたと考えられる。
- 東海大学の論文
著者
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