表現とコミュニケーション研究の動向
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概要
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現代社会における表現とコミュニケーションの量的側面における肥大化と、それに反比例するようにして生じている、質的側面における脆弱化の進行に対する危機感が研究の動機となっている。一連の研究の出発点として、本研究ノートでは、これまでに発表されている関連分野についての研究の動向を、調査し分析・検討することとした。その結果、(1)象徴としての非言語表現については、個別的な研究は若干見られるが、体系的な研究の成果が得られる段階には至っていない、(2)芸術、音楽、態度などに関する、インターパーソナルなレベルでのコミュニケーションにおける意味についての研究はほとんどおこなわれていない、の2点が明らかとなった。
- 東海大学の論文
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