裸麦イチバンボシの出穂期予測
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概要
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1992年に愛媛県裸麦の奨励品種となったイチバンボシは,黄化症状に強く,良質で収量が多い等で作付け面積が増加している.1996年産では裸麦面積1,607haのうち約85%を占めるに至った.本品種の普及に伴って,生育状況の把握や穂肥時期の判定に利用する目的で,出穂期の予測が強く要望された.奨励品種採用当初は,イチバンボシの出穂期がヒノデハダカよりも約3日早いことから,重回帰式で作成していたヒノデハダカの出穂期予測式を修正して使用していた.しかし,その方法では予測精度が劣る年度があったことから,生育データの蓄積とともに,予測方法の再検討が必要となった.本報告では,2次元ノンパラメトリック回帰を活用した実用的なイチバンボシの出穂期予測法を検討したので,結果の概要を報告する.
- 日本作物学会の論文
- 1996-12-25
著者
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