香川大学教育学部附属小学校との連携による大学院教員養成プログラムの開発
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概要
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本研究では,香川大学教育学部附属小学校と連携した大学院生を対象とした教育実習プログラムを設定し,体育授業の形成的授業評価得点の変化,教授技術(相互作用数)の変化,授業担当院生の反省内容の変化の3視点から検討を行った。その結果,形成的授業評価の変容から,授業担当院生が単元終盤に児童が満足する体育授業を展開できるようになり,授業の反省の中身についても,その視野の広がりと深まりから,授業担当院生の成長が確認できた。しかし,教授技術の一つである相互作用については,単元を通して十分な成果が上げられなかった。また,附属小教員のデータと比較することによって附属小教員と大学院生の授業実践力の差が明らかになった。
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