登別市における第二号被保険者の介護保険受給者の現状分析
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概要
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介護保険制度が平成12年4月に施行されて、5年の歳月が過ぎ去ろうとしているが、近年、要支援と要介護1が急激に増えているといわれ、介護保険制度の見直しが急務のように言われている。そこでこの機会に、5年間の登別市の介護保険審査委員会の認定結果から、特に第二号被保険者で認定審査会に認定申請を提出した人の判定結果などの分析を行い、その結果を中心に考察した。第二号被保険者が家族の主な担い手でもあった姿を浮かび上がらせる一方、家族から施設入所または入院へと行かざるを得なかった現実を浮き彫りにした。また、初回から最新の更新判定結果の間では、第二号被保険者はその症状を重度化するか軽度化するかの二極分離の様相を呈していた。また、40歳代の第二号被保険者の件数は非常に少ないが、50歳代から件数が増加する。従って、年齢とともに介護を受ける可能性が増加するという当然の結果を示している。
- 藤女子大学の論文
- 2004-12-25
著者
-
橋本 伸也
藤女子大学人間生活学部
-
伊藤 春樹
藤女子大学人間生活学部人間生活学科
-
橋本 伸也
藤女子大学人間生活学部人間生活・学科
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橋本 伸也
藤女子大学 人間生活学部
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伊藤 春樹
藤女子大学 人間生活学部 人間生活・学科
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