介護老人保健施設の入退所状況と地域における役割
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概要
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介護保険制度は、施行されて以来3年ごとに見直しが行われてきている。実現すべきサービスの理念として、改正の都度挙げられてきた「住み慣れた地域で、生活の継続性を維持」できることは高齢者にとって誰もが望むことであり、この理念に応える介護保険サービスが期待されている。介護老人保健施設はこうした状況下で医療と介護サービスを並行的に提供し "家庭復帰" の支援という大きな役割を担っている。また、リハビリテーションスタッフが配置されていることから、入所利用者の "家庭復帰" だけではなく、要支援・要介護者の在宅生活の維持や適合をはかる通所リハビリテーション事業所も併設され、「生活の継続性」を直接的に支援する地域の社会資源となっている。そこで、介護老人保健施設の利用経路と転帰を分析することを通して、介護老人保健施設がどのように利用されているのか、「生活の継続性」という視点で考察することにより介護老人保健施設としての役割を検証した。
著者
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