痴呆介護と人権 : 福祉の視点から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
医療において、医師は患者の人権を守らなければならない。同様に介護において、介護者は被介護者の人権を守らなければならない。しかし、介護者は、痴呆高齢者の介護の中で、被介護者の人権を守ることの難しさに苦悩し、いつの間にか自分自身の人権を守るために必死になっている場合も多い。そして、結果として押し付け的な間違った介護をしている場合も多い。このようなことがあっても、介護者は適切な介護をしたいと考えている。本当のところ介護者は、自分のしている介護の正しいところと間違っているところとを含めて、価値を認めてほしいし、介護に対する反応を求めているのである。これは介護者だけでなく被介護者も同じである。このような観点に立って、痴呆介護での人権を考えてみた。
- 2004-12-20
著者
関連論文
- 登別市における「福祉のまちづくり推進」への調査分析
- 介護予防に期待するもの
- 苫小牧市における介護保険分析
- 要介護度の変化から見た一つの現実--介護保険の認定結果から
- 登別市の人口と介護保険事業--1999年から2004年
- 登別市における第二号被保険者の介護保険受給者の現状分析
- 新しい実習形態の中での事例研究 : 痴呆性老人に対する関わりを中心に
- 社会福祉現場実習の形態変更をした基本的考え方
- 新しい社会福祉施設現場実習の方法について
- 医療保険制度改革に向けて : イタリアの経験をもとにして
- 痴呆介護と人権 : 福祉の視点から
- 登別市地域福祉実践計画の分析から