ロシア,CIS経済事情(2006年)
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概要
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ロシアのサンクトペテルブルグはフォード,GM,トヨタ,日産など自動車各社が進出し,ロシアの自動車産業集積地となりつつある。ベラルーシは農業国,強権国家で日本企業の進出なし。ウクライナはEUに接近するかあるいはロシアに接近するかで政治的に混乱している。しかし経済は着実に発展している。人口5000万人で大市場に発展する可能性があり,日本企業も注目しているが,工場進出はこれから。モルドバはロシア人が国土の半分を占領しており分裂国家で経済的に貧しい。ロシア経済は石油天然ガスなどの資源に恵まれて現在好調であるのに対して,CIS諸国は資源が乏しく経済発展は遅れている。外資の進出もまだ少なく,工場は技術革新から取り残されている。社会主義経済時代の分業体制(素材と部品生産と完成品生産の国家間分業が足かせとなっており),生産の後の販路の確保などに苦労している。
- 2007-01-15
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