JAXAにおける旅客機高揚力形態の空力技術の研究(<特集>航空機研究の最前線)
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概要
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旅客機が離着陸時に低速飛行するための高揚力形態では,形状,流れ揚ともに複雑なものになるために空力性能の予測が難しく,CFDの信頼性向上が求められている.本稿では,実機同様に高揚力装置,エンジンナセル,フラップおよびスラット支持装置を備えた高揚力形態の風洞模型試験と,CFDの技術改良を目指してJAXAで進めている研究の概要について紹介する.
- 日本流体力学会の論文
- 2007-08-25
著者
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山本 一臣
宇宙航空研究開発機構航空プログラムグループ国産旅客機チーム
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山本 一臣
宇宙航空研究開発機構航空プログラムグループ
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山本 一臣
宇宙航空研究開発機構総合技術研究本部新型航空機技術開発センター小型旅客機ユニット
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山本 一臣
宇宙航空研究開発機構
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