海難審判庁裁決録にみる日本の水先制度の問題
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Today, there are 39 pilotage areas in Japan, and 11 areas of them are compulsory. 769 pilots have been registered in the 39 pilotage areas. An average age of them is 63.3. They must have sufficient knowledge, physical capability, experiences and concentration for executing hard works in ship handling. In this paper, we made up a database about 426 casualties of pilots in the recent 50 years by using decisions of Japan Maritime Disaster Inquiry Agency, and analyzed the database. As the results, it became clear that the ratio of casualty of the pilots increased sharply, when their business experience became more than 21 years. Also, the number of casualties in Kanmon and Inland sea pilotage area was more than that in other pilotage areas. To decrease casualties, refresh education for pilots and improvement of navigation aid facility are necessary.
- 社団法人日本航海学会の論文
- 2001-03-25
著者
関連論文
- 船体動揺環境下における身体重心動揺とストレス評価に関する基礎研究
- 船員・水先人の疲労管理 : 歩行速度による疲労度評価の可能性
- 唾液アミラーゼ活性による操船シミュレータシナリオ評価の可能性 : データ測定時間の短縮と水先修業生の応答について
- 水先人の港内業務水域における衝突海難の発生傾向 : 伊勢三河湾・大阪湾港内業務水域の場合
- 衝突海難の航行区間分割・統合法による分析 : 伊勢・三河湾水先区の場合
- 高校生が持つ職業としての船長像
- 可変セル法による衝突海難の水域特性の分析 : 大阪湾水先区航行業務水域の場合
- ウルグアイ-ブラジル間内陸水路物流システムの構築(International Association of Institutes of Navigation)
- 心拍変動によるブリッジチームマネジメント評価に関する基礎研究(IAIN2003)
- 唾液アミラーゼ活性による操船者の心的負荷評価
- A Few Comments on Visual System of Ship Handling Simulator Based on Arriving Port(Summaries of Papers Published by Staff of National Maritime Research Institute at Outside Organizations)
- 最適航法における潮流と風の影響について(IAIN2003)
- 乗船名簿を用いた地域・期間別のフェリー顧客数変動に関する考察(商船・理工論)
- ランドマーク・テーブルとコースラインによる水路誌記載情報の獲得
- レーダ・ARPAのパネル配置に関する研究
- 水先人の乗下船および乗船時の人身事故発生傾向
- 水先人操船訓練シミュレーターのビジュアルシステムに関する考察 : 着岸操船に注目して
- 日本国内における水先人衝突海難の発生傾向 : 関門水先区の場合
- 神戸大学大学院海事科学研究科における一級水先人養成教育(水先人養成教育)
- 長距離フェリー会社のサービス調査と改善案
- 顔面皮膚温による操船者の心的負荷の定量的評価
- エコ・ナビゲーションシステムによる海環境保全
- 時系列R-R間隔の変動特性に関する基礎研究-III. : 身体状態別における心拍高周波成分の変動
- 練習船深江丸を用いた船橋電磁環境マップの作成(商船・理工学)
- 海難審判裁決録における海難規模・原因と懲戒に関する考察(商船・理工学)
- 実船操船とシミュレータ操船における操船者の目視領域と緊張度に関する基礎研究
- レーダエコー信号特性に関する基礎研究 - 信号強度分布について -
- 水路誌記載情報の階層分類法と電子メディア化
- 7.海里はどうして1852mなのですか?(造船の知恵袋)
- 海里はどうして1852mなのですか?
- 海難審判庁裁決録にみる日本の水先制度の問題
- 内航船舶の航行実態調査 : 航海計器の装備・運用を中心にして
- 瀬戸内海潮流データベースと航海計画立案支援システム
- 電子海図の改補について
- 航海自然画像の領域分割に関する基礎研究
- 自動海図改補装置の外国版海図への拡張
- 他船実画像からの航行情報抽出方法についての研究
- 自動海図改補装置の試作とその評価
- 夜間航行における暗視装置の有効性に関する基礎研究
- 要求船位精度に影響を与える要素についての研究
- 沿岸航海中におけるNNSSの利用について
- 神戸港におけるコンテナ貨物の損害と航路選定について
- ブリッジチーム員間の心的負荷評価を目指して
- 航海灯によるアスペクト判定に関する基礎研究
- 操船シミュレータを用いた視覚的船体横揺れに対する身体・生理応答に関する基礎研究
- シミュレータ映像による身体動揺
- 操船シミュレータの水平視野角と現実感の関係 : 重心動揺と鼻部皮膚温の計測
- IPネットワークを利用した航海データ収集・転送システムの開発 : 練習船深江丸における実装
- ランドマーク・テーブルを用いた航路選定支援システム
- Web化水路誌データベースの見出し語による検索
- 潮流・風情報を利用した航海計画立案支援システム
- 実操船とシミュレータ操船における操船者の緊張度
- コースラインの描画による航海情報獲得を指向した航海情報のデータベース化
- 船舶の安全運航を支援する静的航海情報データベースの構築(IAIN '97)
- 他船実画像からの船体輪郭線抽出と船首方向の判定
- 航海情報のデータベース化とその検索・表示方法についての研究
- 操船者の生理測定と行動観察(シリーズ : ヒューマン・ファクター)
- D-15-30 心拍変動、唾液アミラーゼ活性、顔面皮膚温による学生シミュレータ訓練の心的負荷評価(D-15.教育工学,一般セッション)
- 自然画像における光屈折無限遠点
- 寧波港における海難事故に関する考察 : 中国の港内操船における安全性向上のためシステム提案を目指して
- 小型加速度計による船員の行動評価に関する基礎研究
- 水先人乗下船時の身体運動に関する基礎研究 : 三級水先修業生の場合
- 副会長就任にあたって
- 副会長に就任して(2)(新会長・新副会長新任あいさつ)
- 時系列R-R間隔の変動特性に関する基礎研究 (II) : 各身体状態における心拍周波数成分の変動について
- 内航海運に関する研究 (I ) : 就職者数及び関連論文
- 実画像を用いた他船真針路測定システム(IAIN'94)
- 他船実画像からの航行情報抽出方法についての研究-III : 画像処理専用機と特定線分抽出アルゴリズムを利用した高速化
- 他船実画像からの航行情報抽出方法についての研究-II
- 曳船作業操船号令の現状について
- 操船シミュレータ訓練時の状況認識計測についての基礎的研究
- 顔面皮膚温によるブリッジチーム員の心的負荷評価 : 操船者と操舵手の同時測定