児童福祉施設実習における自己評価と実習先評価の比較検討
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概要
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本稿は実習終了後に行った学生の自己評価と実習先評価について比較検討を行ったものである。本校では一年次に3日間保育体験実習(保育所)、保育所実習(10日間)、児童福祉施設(居住型)実習(10日間)実習を行っている。実習終了後に事後指導を行うが、本学では事後指導の一貫としてレポート課題を課し、さらに各グループに分かれ討議をし発表を行う「実習ゼミ」を行っている。2005年度の事後指導では、それらの課題に加え実習先へ送付されている実習評価表を用いた自己評価を行った。今回実習先で使われている評価表と評価項目を用いて自己評価を行い、その結果と実際の実習先からの評価との比較検討を行った。まず実習先での評価と学生自身の実習評価の差違について検討を行う。またその差違が生じた原因について考察を行った。さらにその結果を基にして今後の実習指導の中でより学生の学びが深くなり、また学生が客観的に自身の学びを振り返るために必要な援助について検討する。
- 大阪健康福祉短期大学の論文
- 2007-03-05
著者
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