ベニズワイChionoecetes japonicus雄の相対成長の変化と最終脱皮の可能性
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概要
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日本海の最上椎から隠岐島西部にかけて採集した545個体のベニズワイ雄について,鉗足の相対成長,脱皮ステージ,生殖腺重量を測定した。鉗足の相対サイズの大小は,甲幅,および鉗足サイズの自然対数による主成分分析を行って区別した。その結果から,99%以上の確率で正しく判別可能な二次判別式を得た。鉗足が大きい雄には脱皮前の個体が出現しないことから,これらの個体は鉗足が小さい個体に比べて脱皮頻度が低い,もしくは脱皮しなくなることが示唆された。また,鉗足が大きくなった後に性成熟が開始することが示された。
- 2007-07-15
著者
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廣瀬 太郎
(独)水産総合研究センター日本海区水産研究所
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養松 郁子
(独)水産総合研究センター日本海区水産研究所
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白井 滋
(独)水産総合研究センター日本海区水産研究所
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廣瀬 太郎
(独)水産総合研究センター開発調査センター
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