固形がん治療効果判定法(RECIST)における腫瘍径測定精度の検討
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概要
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Image evaluation with Response Evaluation Criteria in Solid Tumors (RECIST) evaluates the change in a measurable lesion as determined by ruler or micrometer caliper. However, there is no definition of the conditions thought to influence the precision of measurement. We therefore examined the effects on measurement precision by changing image amplification, WW, WL, and time phase. Moreover, to determine response rate, one-dimensional evaluation with RECIST was compared with the two-dimensional evaluation of World Health Organization (WHO) for a hepatocellular carcinoma. The results of measuring the object lesion for measured value variation were as follows. Under image conditions of 1 time expansion/ WW 150/ WL 100 was (4.92±1.94)%. Under image conditions of 1 time expansion/ WW 350/ WL 75 was (4.42±1.70)%. Under image conditions of 4 times expansion/ WW 150/ WL 100 was (2.52±0.82)%. Under image conditions of 4 times expansion/ WW 350/ WL 75 was (2.83±1.10)%. When an image was enlarged to 4 times, precision doubled. There was no a difference in comparing RECIST to WHO in terms of response rate. Thus the best method was considered to be RECIST because of its convenience.
- 社団法人日本放射線技術学会の論文
- 2007-07-20
著者
-
大友 邦
東京大学医学部附属病院放射線科
-
大友 邦
東京大学医学部
-
大友 邦
東京大学医学部放射線医学教室
-
赤羽 正章
東京大学医学部附属病院放射線科
-
赤羽 正章
東京大学放射線科
-
美馬 和男
東京大学医学部附属病院放射線部
-
井野 賢司
東京大学医学部附属病院・放射線部
-
赤羽 正章
東京大学医学部附属病院 放射線科
-
赤羽 正章
東京大学 放射線医学
-
後藤 政実
東京大学医学部附属病院
-
山下 美和
日本医師会治験促進センター科学技術部
-
鈴木 雄一
東京大学医学部附属病院放射腺部
-
今江 禄一
東京大学医学部附属病院放射腺部
-
長谷川 浩章
東京大学医学部附属病院放射腺部
-
西田 克次
東京大学医学部附属病院放射腺部
-
矢野 敬一
東京大学医学部附属病院放射腺部
-
飯田 恭人
東京大学医学部附属病院放射腺部
-
矢野 敬一
社会科教育講座
-
井野 賢司
東京大学医学部附属病院放射線部
-
飯田 恭人
東京大学医学部附属病院放射線部
-
矢野 敬一
東京大学医学部附属病院・放射線部
-
後藤 政実
東京大学医学部附属病院放射線部
-
長谷川 浩章
東京大学医学部附属病院放射線部
-
今江 禄一
東京大学医学部附属病院放射線部:首都大学東京大学院人間健康科学研究科
-
鈴木 雄一
東京大学医学部附属病院
-
矢野 敬一
東京大学医学部附属病院放射線部・科
-
赤羽 正章
東大医学部附属病院放射線部
-
鈴木 雄一
東京大学医学部附属病院放射線部
-
今江 禄一
東京大学医学部附属病院放射線部
-
飯田 恭人
東京大学医学部附属病院
-
赤羽 正章
東京大学医学部附属病院
-
井野 賢司
東京大学医学部附属病院
-
今江 禄一
東京大学医学部附属病院放射線科
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