ECRイオン源 : 最近の進展
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概要
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電子サイクロトロン共鳴型(ECR)イオン源の性能はこの10年間で長足の進歩を遂げ多価イオンビーム強度は飛躍的に増加した.この進展は超伝導技術等の先端技術使用による高磁場化,マイクロ波の高周波数化ばかりでなく,磁場強度,磁場配位等がECRプラズマに与える影響,およびイオン生成機構の解明研究の進展によるところが大きい.これらの研究を基にして開発されたECRイオン源は大強度多価イオンビーム生成装置として利用されているばかりでなく,発生する光を利用した応用にも期待が集まっている.このECRイオン源に関してその開発の動向,磁場強度,磁場配位等のECRプラズマに与える影響の解明研究,および種々の応用について解説する.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 2007-05-05
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