全国泌尿器科専門医教育施設への前立腺全摘除術の周術期管理に関するアンケート調査

元データ 2007-05-20 社団法人日本泌尿器科学会

概要

(目的)日本泌尿器科学会教育施設において,前立腺全摘除術の周術期管理がどのようになされているか報告されたことはなく,現状を調査することは有意義であると考えられる. (対象と方法)全国1,213の泌尿器科専門医教育施設に対して,どのように周術期管理を設定しているかを問う郵送アンケート調査を実施した. (結果)アンケートの回収率は60% (722/1,213)であり,そのうち657施設(91%)で前立腺全摘除術を行っていると回答した.入院は手術2日前,歩行開始は第1術後日,食事開始は第2術後日,持続点滴終了とドレーン抜去は第3術後日,カテーテル抜去は第7術後日,抗生剤点滴投与期間は3日間,内服抗生剤投与期間は7日間,術後退院日は第14術後日に設定しているとの回答がもっとも多かった.ドレーン抜去,カテーテル抜去,抗生剤投与期間,入院期間に関して,病院間の差が著しかった. (考察)本邦における前立腺全摘除術の周術期管理は,病院によって大きな差異が認められた.良質な前立腺全摘除術周術期管理を全国で均質に提供するためには,(1)ドレーン抜去時期,(2)抗生剤投与期間,(3)カテーテル抜去時期について一定のコンセンサスを得ることが重要である.

著者

川喜田 睦司 神戸市立中央市民病院泌尿器科
川喜田 睦司 神戸中央市民病院 泌尿器科
寺井 章人 倉敷中央病院泌尿器科
津島 知靖 岡山医療センター
津島 知靖 国立病院機構岡山医療センター泌尿器科
奥村 和弘 天理よろづ相談所病院泌尿器科
上平 修 小牧市民病院
寺井 章人 倉敷中央病院
野尻 佳克 国立長寿医療センター泌尿器科
奥村 和弘 天理よろず相談所病院泌尿器科
長井 辰哉 豊橋市民病院泌尿器科
斉藤 史郎 国立病院機構東京医療センター泌尿器科
副島 秀久 済生会熊本病院TQMセンター
岡村 菊夫 国立長寿医療センター泌尿器科
川喜多 睦司 長寿委託研究前立腺全摘除術クリニカルパス研究班(そ径ヘルニア研究グループ)
津島 知靖 岡山大学医学部附属病院 薬剤部
津島 知靖 岡山大学医学部泌尿器科
川喜田 睦司 関西医科大学 泌尿器科
奥村 和弘 天理よろづ病院 透析セ
斉藤 史郎 独立行政法人国立病院機構東京医療センター泌尿器科
岡村 菊夫 名古屋大学 泌尿器科
野尻 佳克 名古屋大学病院泌尿器科
津島 知靖 国立病院機構岡山医療センター 泌尿器科
寺井 章人 倉敷中央病院 泌尿器科
岡村 菊夫 名古屋大学
野尻 佳克 国立長寿医療センター
副島 秀久 済生会熊本病院 Nst
岡村 菊夫 国立長寿医療セ 泌尿器科
野尻 佳克 独立行政法人国立長寿医療研究センター泌尿器科
野尻 佳克 国立長寿医療研究センター泌尿器科
副島 秀久 済生会熊本病院

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