特徴抽出と抽象化による動的バースマークの構成とその検証(セキュリティと社会)
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概要
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我々はプログラムの盗用の発見を目的とする動的バースマークを,プログラムの実行時情報からの特徴の抽出とその特徴を簡潔に表現する抽象化の2つの操作の組合せによって構成する枠組みを提案している.この枠組みに従い,2つの操作のそれぞれを独立に選択して組み合わせることで,1つの実行時情報から盗用の発見に効果的な種々の動的バースマークが構成可能になるという有効性が期待できる.実際に我々は枠組みに従って動的バースマークをいくつか構成し,それらを実験で評価することでこの有効性の検証を行った.その結果,期待される有効性を確認できた.
- 2007-04-15
著者
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真野 芳久
南山大学数理情報学部情報通信学科
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真野 芳久
南山大学数理情報学部
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林 晃一郎
南山大学大学院数理情報研究科
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楓 基靖
南山大学大学院数理情報研究科
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林 晃一郎
南山大学大学院数理情報研究科:(現)株式会社インテック
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