エンタプライズ系ソフトウェアの生産性に影響を与える要因の分析(一般セッション D_開発プロセス)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
概要:エンタプライズ系ソフトウェアの生産性に影響を与える要因を分析し、次のことを明らかにした。(1)工数は規模だけでなく開発時のバグ数にも大きな影響を受ける。(2)セキュリティへの要求レベルが高いプロジェクト、スキル・員数ともに不十分なテスト体制のプロジェクト、プロジェクト管理ツール・構成管理ツールを利用しているプロジェクト、ユーザ担当者が)受け入れ試験に関与しているプロジェクトは生産性が低い。(3)PMスキルの高いプロジェクトはテストを十分に実施して多くのバグを検出するため生産性が低下している。(4)ユーザの要求仕様への関与が高いプロジェクトは生産性が高い。(5)作業スペースや騒音環境は単独では影響要因とならないが、他の要因の影響を加速させる効果をもっている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-03-22
著者
関連論文
- ソフトウェア信頼度成長モデルにおける統合モデルの曲線の形状について(開発プロセス(一般セッション))
- ソフトウェアプロジェクトにおけるリスク要因の推定の一方法
- ソフトウェアプロセスとプロダクトの改善
- ソフトウェア信頼度成長モデルにおけるAICの適用条件に関する考察
- ソフトウェア開発プロジェクトの遂行に影響を与える要因の分析(システム評価・管理技術,ソフトウェア工学の理論と実践)
- ソフトウェア開発プロジェクトの遂行に影響を与える要因の分析
- 雁行生成モデルとそのシミュレーション
- 統合モデルを用いた推定残存欠陥数の信頼限界について
- エンタプライズ系ソフトウェアの生産性に影響を与える要因の分析(一般セッション D_開発プロセス)
- ソフトウェア信頼度成長モデルにおける新しい統合モデルの厳密解と有効性の検証(一般セッション(1))