ソフトウェア信頼度成長モデルにおける新しい統合モデルの厳密解と有効性の検証(一般セッション(1))
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概要
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ソフトウェア信頼度成長曲線に関する新しい統合モデルを表す微分方程式の厳密解を明らかにした。その解に基づいて合成データ及び実データを対象に新しい統合モデルの有効性を検証し、次のことを明らかにした。(1) 新統合モデルに合致するようなデータを旧統合モデルで推定すると誤差が大きくなることがある。(2) 従来の統合モデルでは総欠陥数の推定値が無限大になるようなデータに対して有限の推定値を示すことができる。(3) 従来の統合モデルでは推定精度が低いデータに対して高い精度で推定することができる。(4) 旧統合モデルでも十分な推定精度を得ることのできるデータに対しては新統合モデルを用いても推定誤差のさらなる精度向上はない。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-03-17
著者
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