相関カーネルのテクスチャ画像の識別における性能評価(一般セッション6(パターン認識基礎),文字・文書の認識・理解)
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概要
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サポートベクトルマシンなどのカーネル法において,カーネル関数として自己相関関数の内積を用いた相関カーネルが利用されている.相関カーネルは,高次のものでも原データの2次相互相関関数のべき乗を用いて効率良く計算することができる.本研究では相関カーネルをテクスチャ画像の識別に適用し,その性能の比較・評価を行った.そして,相関カーネルの性質としてその次数が高くなると汎化性が低下し識別性能が悪くなることを示した.また,その影響は,画像サイズが大きい場合には顕著に現れるが,画像サイズが小さい場合にはそれほど見られず多くの場合に高次(3次から10次)の相関カーネルにおいて2次のものよりも高い正識別率が得られることを示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-03-09
著者
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