移動体における衛星放送の受信 : 記憶のある通信路の通信路推定と誤り訂正(移動通信ワークショップ)
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概要
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本研究は,移動体における衛星デジタル放送受信の質の向上を目的とする.その際,ダイバーシティ受信とパイロット信号を使用せず,通信路推定と確率推論による改善を行なう.移動受信が難しい理由は移動によるドップラーシフトが生じ,通信路が反射波による記憶をもつことである.本研究はPLLと併用し数値的にドップラーシフトを推定する.さらに,記憶のある通信路の確率モデルを考え,パラメータを最尤推定する.最後に推定した通信路から確率推論を行い送信符号語を推論する.計算機シミュレーション,並びに実際の通信路測定データを用いた実験により提案手法の誤り特性を明らかにする.
- 2007-02-28
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