短期大学住居学科におけるリフォーム学の試み : 2005年-2006年度の記録
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概要
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「リフォーム学」では、従来建築行為の中で、新築に比較して次善の手段と認識を受けていたリフォームを、建築学や住居学など関係諸学との総合的な学問領域として位置づけ、社会制度や実務の実態を踏まえて、より実践的な講座を試みた。卒業後実務に携わる際に有用性があり、将来に渡って自己啓発の緒になることを目指した。理論と実践を反復するため、課題はより具体的な設定とし、授業中に行う課題に合わせて、復習と予習をねらいとした宿題を毎回課した。学生たちは、精力的に受講し課題に取り組み、過半の出席と理解度を示してくれた。しかし、一見華やかなデザインに関連する課題には学生も意欲的である反面、人の健康状態や加齢に関連する課題には興味が薄い傾向も見受けられた。建築に携わる者に求められるスキルとモラルをいかにして伝えるか。次年度以降の課題である。
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共栄学園短期大学 | 論文
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