一般演題 15 原爆被爆者における動脈硬化に関する検討 (第8報)
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概要
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動脈硬化の評価法としてこれまでに大動脈脈波速度(PWV),指尖加速度脈波(APG),頚動脈超音波断層法を用い,被爆と動脈硬化の関連について報告してきた。今のところ,この3種の指標では被爆との関連は認められていない。これらの指標の中でPWVは高価な診断装置を必要としない上,再現性があり,簡便さの面で広く臨床の場で活用されてきている。しかし,従来の脈波速度測定法は血圧の影響を強く受け,統計的な血圧補正を余儀なくされてきた。最近,PWVと同様に検査手法が簡便で,血圧の影響を受けないCAVI(Cardio Ankle Vascular Index)という診断指標が開発された。CAVIはPWVの原理に頚動脈超音波を用いて求めるステイッフネスパラメータを理論的に統合させ,血圧の影響を除外した動脈硬化の検査法である。今回はこのCAVIを用い,被爆者の動脈硬化について検討した。
- 長崎大学の論文
著者
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井上 典子
広島市医師会臨床検査センター
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井上 典子
広島原爆障害対策協議会健康管理センター
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井上 典子
広島原爆障害対策協議会健康管理増進センター
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佐々木 敦紀
広島原爆障害対策協議会健康管理・増進センター
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