保険診査における検査と危険選択 : 血液検査
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
わが国で保険診査に血液検査が導入されたのは比較的最近の事であるが,臨床の疾病概念の変化,医療技術の進歩などに対応する形で近年大きな変化を遂げてきている。本稿では,本学会の会員の多くが日頃生命保険の診査業務に従事していることを考慮し,診査時における血液検査の現在の姿を歴史,日本の現状,海外の現状,その他採血時のトラブルなどさまざまな角度から分析した。採血項目という点では,費用便益の点からさらに効果的な検査項目が取捨選択される必要があり,また被保険者の体への侵襲という特殊性から,さらに適正な手技の習得,合併症の予防に努める必要があると考える。
- 日本保険医学会の論文
- 2006-12-17
著者
関連論文
- リンパ節腫脹の危険選択
- 保険事例研究会 参加報告 平成22年度第1回「復活時の告知義務違反と失効の有効性」
- 特定疾病保障保険金の請求状況の検討
- リンパ節腫脹の危険選択
- 告知義務違反と重要事実(一般演題C,第105回日本保険医学会定時総会)
- 川崎病のEvidence Based Underwriting(EBU)
- 保険診査における検査と危険選択 : 追加討議
- 海外における保険医学教育の現状 : 特に就業後に関して(一般演題C,第105回日本保険医学会定時総会)
- 海外における重大疾病保険の分析 : 悪性腫瘍の支払い経験について(一般演題B,第104回日本保険医学会定時総会)
- メディカルツーリズムの動向と生命保険,医療保険に与える影響(一般演題A,第104回日本保険医学会定時総会)
- 保険診査における検査と危険選択 : 血液検査
- (4)血液検査(パネルディスカッション,第103回日本保険医学会定時総会)
- 保険診査における検査と危険選択 血液検査〔含 追加討議〕
- 第101回日本保険医学会定時総会参加報告
- 海外の現状パート2 : 査定システム(基調報告3,海外における危険選択の現状と動向)
- 尿糖陽性者の臨床検査値異常出現率 : フルクトサミン値・肝機能検査値異常との関連について
- ラウンドディスカッション(海外における危険選択の現状と動向)
- 最新のがん医療と保険医学(パネルディスカッション,第110回日本保険医学会定時総会)
- イントロダクション(最新のがん医療と保険医学,パネルディスカッション,第110回 日本保険医学会定時総会)