縫線核-脊髄下行路の脊髄多シナプス反射弓に対する効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
縫線核(NRM)条件刺激の,脊髄多シナプス反射弓におよぼす効果を検討した。実験には,麻酔ネコ8頭をもちいた。PBSt単シナプス反射はNRM条件刺激(conditioning-test stimulus interval:50ms)によって促通された。後肢皮膚神経(Sur,Spc神経)の条件刺激によって,促通された単シナプス反射はNRM条件刺激によって効果を受けなかっだか,または抑制を受けた。Group II筋紡錘求心性入力(Q)によって促通された単シナプス反射はNRM条件刺激によって抑制された。これらの事実はNRM-脊髄下行路が単シナプス性反射に促通効果を及ぼす一方で脊髄多シナプス反射経路を抑制していることを示唆している。
- 千葉大学の論文
著者
関連論文
- 双極子追跡法による前頭葉てんかんの脳内電源推定
- ヒトにおける発声関連脳電位の解析 : ピッチ変化による検討
- 102. 事象関連電位による注意・覚醒の右半球優位性の検討
- 半側視野刺激におけるN160成分の検討
- 光過敏性てんかんにおける外側膝状体の関与-双極子追跡法による検討-
- B-7 光過敏性てんかんにおける赤色、図形刺激での伝播経路の差異 : 双極子追跡法による解析
- 三層(頭皮, 頭蓋骨, 脳組織)頭部モデル双極子追跡法による光突発反応の発現に関与する脳内電源推定の試み
- IIE-13 双極子追跡法(Dipole Tracing)によるてんかん性棘波の脳内電源の推定 : 特に部分てんかんにおける棘波について
- 事象関連電位による音声言語の処理過程の解析.
- 82. 視覚認知に関連した事象関連電位(ERP)の成分