地域開発計画以前における農業的土地利用の変化と営農状況 : 北海道石狩湾新港地域を事例として
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概要
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本研究では,北海道石狩湾新港地域を対象として,地域開発計画以前における土地利用がどのように行われたのかを明らかにする。地域開発計画における土地利用の転換には,土地所有者の意思決定が欠かせない。そこで,土地所有者の営農状況を明らかにすることで,地域開発計画を推進する要因に成り得たかを探る。開発対象地域の大部分を含む樽川地区の営農状況は,戦前は酪農地域,戦後は水稲酪農地域として比較的安定していた。その結果,営農状況が,地域開発計画を推進した要因に成り得ないと判断できた。
- 北翔大学の論文
- 2005-12-31
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