ボスニア・ヘルツェゴビナのスポーツを通じた青少年育成 : スポーツを通じた平和教育と多民族間の意識に関する調査報告書
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概要
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近年、我が国では、平和構築分野に対するODAの有効活用が議論されている。この中で教育協力の必要性も認識されているが、未だ具体的な方法が論じられる機会は少ない。しかし、中・長期的な視野から見ると、紛争復興から開発に移行する初期段階からの教育協力の重要度は高い。ボスニア・ヘルツェゴビナ(BiH)は、今年、内戦終結10周年を迎えた。BiHは、国内に国境線を有し、多民族が共存する複雑な社会である。地域や都市によって、また個人でも民族間関係に違いがあり、真の平和を達成するためには個別の地道な働きかけが必要である。この中で、地元NGOや国際機関による平和構築のための教育活動が複数実施されており、本研究は、青少年を対象としたこれらの活動の内容とその具体的成果を検証することを目的とする。なお、本稿は、大阪外国語大学論集第32号「スポーツを通じた青少年教育-ボスニア・ヘルツェゴビナにおける活動事例から-」を再構成し、ボスニア語に翻訳したものである。
- 2006-03-28
著者
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