アレクサンドロス大王
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概要
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アレクサンドロス大王の東征の軍は小アジア、シリア、エジプトを併合してのち、ガウガメラの戦いで勝利を得、その結果、彼はそれまでの「マケドニアの王」に加えて「アジアの王」の称号を帯びた。バビロン、スサ、ベルセポリスの征服ののち、東イランでの遠征では「アジアの王」としての王権とマケドニア軍兵士の伝統がしばしば衝突した。バビロンへ帰還したアレクサンドロスは東方遠征に続いて西方遠征の計画を懐いていて、彼の展望は西地中海全域の征服へとひろがるが、彼の突然の死はその実行を不可能にした。
- 2006-03-31
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