ヒスパニア・カルタゴ・ローマ(前154-121年) : 並びに同時代のペルガモン王国
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概要
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ローマは西方での覇権を固めるべく前2世紀前半アフリカでカルタゴと戦い、ヒスパニアで現地人の蜂起の鎮定に努める。そして、それらの戦闘は同世紀後半に入ってようやくローマ側の勝利でもって終息する-第3次ポエニ戦争でのカルタゴの破壊(146年)とヒスパニアでのヌマンティアの戦いでの勝利(133年)-。東方では同時期にペルガモン王国が最期を迎え、その領土は最後の王、アッタロス3世によりローマ国民に遺贈される。折しもローマではグラックス兄弟の改革が推進されていて、ティベリウスはギリシアの民主政の思想をローマに導入しようと企て、ガイウスはイタリア人へのローマ市民権賦与の問題と取り組んだ。
- 宝塚造形芸術大学の論文
- 2005-03-31
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