証拠識別不可能性の並行一般合成の定式化について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
暗号プロトコルの一般合成の安全性の定式化は,一般に,2種類ある.ひとつは,2つの現実モデルの間の識別不可能性によって定義するcomparison-basedなアプローチ,もうひとつは,ハイブリッドモデルと現実モデルの間の識別不可能性を示すsimulation-basedなアプローチである.Feige-Shamirは証拠識別不可能性が並行自己合成のもとで安全であることを証明したが,我々は,先の研究において,Feige-Shamirの結果を並行一般合成に拡張する際に,前者のアプローチを採用した.その理由は,証拠識別不可能性の理想機能の定義が知られていないためであった.本稿では,証拠識別不可能性の並行一般合成をsimulation-basedに定式化できる可能性を検討し,2つのアプローチの関連を考察する.
- 2006-12-06
著者
関連論文
- 代数的トーラスにおける離散対数問題の困難性に関する考察
- トーラス暗号の安全性とpairing inversion問題(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 代数的トーラスにおける離散対数問題の困難性に関する考察
- 次世代共通鍵暗号Hierocrypt (特集 情報セキュリティ 政治・経済・文化に貢献する技術とサービス)
- ブロック暗号Hierocrypt-3 およびHierocrypt-L1 に対する強度/性能評価
- 次世代暗号HierocryptのC言語による実装
- 64ビット版Hierocryptの提案
- (入れ子型)SPN暗号の改良
- ブロック暗号Hierocryptの仕様と評価
- 入れ子型SPN構造について
- 入れ子型SPN構造について
- 入れ子型SPN構造について
- A-7-6 代数的トーラス暗号の射影表現ランダム化によるDPA対策(A-7.情報セキュリティ,一般セッション)
- トーラス暗号の安全性とpairing inversion問題(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- トーラス暗号の安全性とpairing inversion問題(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 代数的トーラス上の暗号系における高速べき乗演算法
- 代数的トーラス上の暗号系 : 平方演算の高速化手法
- 代数的トーラス上の暗号系 : 安全性と効率を両立するパラメータ生成法
- 暗号プロトコルの安全性証明自動化技術 (特集 情報セキュリティ技術)
- A-7-2 タスクPIOAの統計的simulation関係(A-7.情報セキュリティ,一般講演)
- UC安全なマルチパーティの相互認証と鍵交換プロトコルに対する計算量的に健全な記号的基準(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- UC安全なマルチパーティの相互認証と鍵交換プロトコルに対する計算量的に健全な記号的基準(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- UC安全なマルチパーティの相互認証と鍵交換プロトコルに対する計算量的に健全な記号的基準(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- A-7-11 代数的トーラス上の暗号系 : 安全性の評価(A-7.情報セキュリティ,一般講演)
- 有限体上の多項式環における c-secure CRT 符号の構成
- パラメータ最適化によるTardos符号の符号長短縮
- 結託耐性符号の実用化に向けた符号長の短縮 (特集 情報セキュリティ技術)
- 符号生成確率分布および追跡アルゴリズムの改良によるTardos符号の短縮
- Tardos符号の再評価(知的生産活動における情報アクセス制御技術及び一般)
- Tardos符号の再評価(知的生産活動における情報アクセス制御技術及び一般)
- フィンガープリンティング符号の厳密なTardos下界
- 証拠識別不可能性の並行一般合成について
- 安全でコンパクトかつ高速な代数的トーラス暗号 (特集 情報セキュリティ技術)
- 証拠識別不可能性の並行一般合成の定式化について
- 限定並行ブラックボックス零知識証明のラウンド数下界
- 限定並行ブラックボックス零知識証明プロトコルの一般合成
- 結託耐性符号のランダム誤り制御
- SA-3-3 空間領域におけるスペクトラム拡散による電子透かしの画像適応