P2Pセキュアファイル共有システムにおける共有機能の改善(セッション3)
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概要
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本論文で述べるのは,小規模なグループのPCを,安全性を考慮したP2P技術を用いて連携させることによりファイル管理コストを低減し,ネットワークに参加している各PCの通信帯域と余剰ディスクスペースをシステム全体で共有するファイル保存システムである.また,複数人数によるファイル共有においては,そのグループのメンバーやファイル更新履歴,メンバーのファイルアクセス権限,メンバーの加入・脱退を常に管理することでグループ外の第三者によるファイルへの不正アクセスを排除し,情報漏洩の憂慮からユーザを解放する.本システムでのファイル保存先は一般のPCであるが,これらのファイルは共通鍵暗号方式を用いて暗号化し,また個人の認証には公開鍵暗号方式を利用するため,ファイルの秘匿性が保たれる.
- 2006-12-08
著者
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