骨棘形成状態での腰椎骨密度の変化
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概要
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骨密度を測定する装置にDXA(Dual-energy X-ray absorptiometry)があるが,この装置の測定の精度を低下させる要因の一つに腰椎における骨棘の形成がある。今回の研究では骨棘が腰椎骨密度測定に及ぼす影響を調べるために,腰椎と橈骨1/3部位の骨密度の相関関係を腰椎の骨棘の長さ別に検討した。圧迫骨折,骨硬化がない女性52人(年齢50〜80歳 平均64.6歳)において,骨棘の長さが13mm未満では腰椎と橈骨の骨密度には正の相関がみられたが,13mm以上ではその相関がみられなくなった。よって13mm未満の骨棘があってもほぼ正確な腰椎の骨密度が測定できることが明らかとなった。
- 2006-09-29
著者
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林田 敬一
大学院健康科学専攻
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高折 和男
健康科学講座
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林田 敬一
大阪教育大学大学院 健康科学専攻/明和病院 放射線科
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高折 和男
大阪教育大学健康科学講座
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高折 和男
京都府立医科大学 医技短大 看護
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林田 敬一
大阪教育大学 大学院健康科学専攻
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