米国国立自然史博物館に所蔵される古い相模灘産魚類標本
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概要
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1870年代から1920年代にかけて相模灘で採集され,米国国立自然史博物館に所蔵されている魚類標本を調査し,そのリストを作成した.その結果,22目71科152種が確認され,そのコレクションは100個体の模式標本を含んでいた.またこれらの標本のうち99種734個体は米国水産局調査船アルバトロス号が持ち帰ったものであった.同館にある最古の相模灘産標本は1878年に採集されたダイナンウミヘビ,マアジ,カイワリ,ニシキハゼおよびマサバであった.
- 2006-03-27
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