助産師教育の現状と課題 : 4年制大学の助産師教育の問題点の検討から
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概要
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助産師教育が四年制大学で行われるようになってから,さまざまな問題が生じている.地域母子保健実習をほかの地域実習と置き換えるいわゆる単位の「よみかえ」や,指定規則で「助産師教育は本来6ヶ月以上で22単位を修得しなければならない」のに対して,平均15単位程度の科目履修によって助産師国家試験を受験して助産師になっている現実があり,また実習時間などが少ないため,臨床における実践力の低下が懸念されているという報告がある.助産師業務とは本来どういうことなのかという原点から始まり,助産師教育は母性看護学の延長ではなく,基礎看護教育終了後1年以上かけて行う必要があることを再認識し,1年制の助産師教育機関存続の重要性について述べるために助産師教育のあり方について検討した.
- 桐生短期大学の論文
- 2005-12-06
著者
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