助産師実習における分娩介助件数に関する調査
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概要
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最近では,分娩件数の減少などの理由により,助産師学生は「10例程度」の分娩を経験することが困難な状況になっている.学生時代に規定の10例の分娩介助を行わなかった場合,その後何らかのわだかまりになったり,臨床に出て影響するのではないかと疑問をもった.当学専攻科は5年目であり,過去4年間の卒業生に対して分娩介助例数に関する調査を行った.半数以上は10例以上の分娩介助を経験していた.そして学生時代の分娩介助経験は「わだかまりにはならない」と回答したものが半数以上であったが,「臨床に影響がある」と回答したものが半数以上いた.このことは,卒後教育だけに期待してはならない事を示唆している.
- 桐生短期大学の論文
- 2005-12-06
著者
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