戦略的マネージャーの開発(第2報告,人材開発のための経営教育-実学と経営実践,統一論題報告,日本経営教育学会第54回全国研究大会)
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概要
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大競争、変革時代における21世紀のマネージャーには、環境の変革に対応する新たな価値の創造を目指して、自らビジョンを形成して戦略的に実現する戦略的リーダーの役割が重要となってきた。ところが、従来の日本企業においては、改善・改良による効率化を指向する管理者を中心に育成してきており、戦略的マネージャーの意図的な育成はまだ著についたばかりである。本稿においては、戦略的マネージャーの開発に向けて、成長の3要素である経験、教育、自己啓発についての方策を検討し、いくつかの提言を試みた。その第1は、日本型の強みを生かしてスペシャリスト、エキスパートの双方に長じたマネージャーが望ましいこと、第2は戦略的素質の発掘とその育成策、第3は人間力の向上への配慮、そして第4は、チーム成果主義が効果的であると考えることなどである。
- 日本経営教育学会の論文
- 2006-10-27
著者
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