アプリケーション指向コンテクストアウェアネスにおけるコンテクストの再利用(ユビキタス時代のNWシステム・サービス,シームレス通信サービス,一般)
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概要
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ユビキタス環境を有効活用するためには,簡単かつ効率的にコンテクストアウェアなサービスを開発する仕組みが不可欠である.筆者らは,コンテクストアウェアなサービスを開発するフレームワークとしてアプリケーション指向コンテクストアウェアネス(Application Oriented Context Awareness: AOCA)を提案している.コンテクストアウェアなサービスの実行契機として利用されるコンテクストは,サービス開発者がサービスの実行契機としてサービスやユーザを取り巻く環境の特定の側面を表現したものと言える.このコンテクストを,他のサービス開発者が新たなコンテクストの構成に再利用できれば,コンテクストを簡単に構成できる.コンテクストの再利用が活発に行われれば,より多くの状況をコンテクストとして表現できるようになる.本論文では,コンテクストの再利用によるコンテクスト抽象化の促進について述べる.また,AOCAに基づいて開発しているプラットフォームでの実現方法について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-10-18
著者
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中村 竜也
Nttデータ通信株式会社
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中村 竜也
Nttデータ先端技術株式会社 Se事業部
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山田 大輔
Nttデータ先端技術株式会社 Se事業部
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中村 達也
株式会社NTTデータ技術開発本部
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落田 征士
NTTデータ先端技術株式会社 SE事業部
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山田 大輔
Nttデータ先端技術
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