Dynamic DDMによる氾濫シミュレーションの高速化(セッション1)
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概要
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氾濫シミュレーションにかかる処理量を低減する計算手法Dynamic DDMを提案し、その有効性を検証した。Dynamic DDMは、シミュレーション実行中に計算する領域を水の流れに合わせて動的に拡大、縮小させる手法である。実利用を想定した実験では、従来手法の約1/15の処理量で水害をシミュレートできた。Dynamic DDMは処理量を低減することが明らかになった。提案手法を用い、さらにGISを用いることで、地球の任意の地点で氾濫シミュレーションが可能なソフトウェアが実現できた。今後結果の検証結果が蓄積されることにより、このような広域を対象とするシミュレーションシステムが実利用されていくと考えられる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-09-14
著者
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